トッテナムは、マティス・テルの完全移籍を発表した。
2022年に17歳でレンヌからバイエルン・ミュンヘンに加入したテル。そのポテンシャルの高さを買われてドイツの強豪に新天地を求めた同選手だが、十分な出場機会を得られない中、今冬にトッテナムに期限付きで加入した。
すると、テルは新天地で主にセンターフォワードや左ウイングで出場機会を得ることに成功。公式戦20試合に出場して3得点1アシストを記録し、ヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦でこそ出場機会は得られなかったものの、チームの一員として優勝に貢献した。
そんなテルは、期限付き移籍の満了に伴ってシーズン終了後にバイエルンに帰還する予定だった。それでも、この度トッテナムが買取オプションを行使し、同選手はクラブと2031年夏までの6年契約を締結することが決まった。なお、イギリス『BBC』によると、買取金額は3000万ポンド(約59億円)に上る。
なお、トッテナムでは今夏、アンジェ・ポステコグルー監督が解任され、後任にトーマス・フランク監督が就任。新指揮官の下でテルが攻撃陣の主力に1人になることが期待されている。
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