スポルティングCPの守田英正が今夏の残留に大きく傾いているようだ。ポルトガル『A Bola』が伝えた。
2022年夏にサンタ・クララからスポルティングに加入した守田。すると、ルベン・アモリム監督の下で主力の1人として活躍し、在籍する3シーズンで公式戦116試合に出場して昨シーズンのリーグ優勝を成し遂げる。さらに、今シーズンも2度の指揮官交代に揺れたチームの中で公式戦35試合に出場してリーグ連覇とタッサ・デ・ポルトガル優勝に貢献した。
そんな守田だが、今夏の移籍市場でその去就に注目が集まっている。スポルティングと間もなく契約最終年を迎える同選手が契約更新を拒否したと伝えられ、移籍金の得られる今夏にクラブから離れる可能性が高いと報じられてきた。実際に今冬にはウォルヴァーハンプトンなどからの関心も届いていた。
しかし、現時点でスポルティングが受け入れると考えられている1000万ユーロ(約17億円)のオファーは届いておらず、さらにクラブは今夏に相当額のオファーが来ないと予想している模様。これに加え、同選手がルイ・ボルジェス監督のお気に入りの選手であることから、スポルティングは日本代表MFを引き留める意思を持っているようだ。
ただし、仮に今夏の移籍市場閉幕を過ぎても守田がスポルティングにとどまった場合、クラブは来夏に同選手をフリーで放出することに。クラブはこのようなリスクを受け入れるものの、選手が最終的に契約更新に向けた話し合いを受け入れるのではないかというシナリオを考えているようだ。
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