トッテナムのウーゴ・ロリスが今シーズン終了後の退団を望むようだ。
2012年からトッテナムでプレーし、現在は主将を務めるロリスはフランス『Nice-Matin』で「クラブのためか、僕のためか、僕たちは重要な時期を迎えている」と話し、自身の将来について続けた。
「一時代の終わりだ。僕には何か他のことへの気持ちがある。可能なことについて慎重に検討することになる。でも、僕はトッテナムとの契約があと1年残っていることを忘れてはいない。フットボールでは先のことを予想することはいつだって難しい。最も重要なことは僕自身が成功するプロジェクトを見つけることだ」
2012年にリヨンからトッテナムに加入したロリスは、これまでの11年間で公式戦447試合に出場。しかし今シーズン、同選手はプレミアリーグ8位に沈んだチームとともに難しい時間を過ごした。4月には大腿を痛めて離脱し、今シーズン中の復帰は叶わなかった。
仮に、2024年までの現行契約を1年間残してロリスがトッテナムから離れることになれば、シニアデビューを飾ったニースが新天地の候補になることが予想される。同選手は以前に「知っての通り、僕にはニースとのつながりがある。でも、具体的なことについては話せない」とコメントしていた。


