トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、話題となったアーセン・ヴェンゲル氏の発言に反応している。
今季はプレミアリーグで19敗を喫し、16位に低迷するトッテナム。それでもヨーロッパリーグ(EL)では躍進し、準決勝まで進出。ボデ・グリムトとのファーストレグは3-1で勝利しており、8日のセカンドレグで決勝進出を目指すことになる。
そんな中で先日、元アーセナル指揮官で現在FIFAの役職を務めるヴェンゲル氏が「EL優勝チームが来季のCL出場権を獲得するルールをUEFAは再考すべき」と発言。大きな話題となっていた。
そして準決勝セカンドレグを控えるポステコグルー監督は、今回のヴェンゲル氏の発言について問われると、冗談を交えながら以下のように自身の見解を語っている。
「これは何年も前から議論されていること、少なくともこの8日間はね! 以前には聞いたことがなかった。前にも言ったが、スパーズは人を狂わせるんだ。本当にね。このクラブをどんな形でも話題に出せば、必ず貶めようとする人が出てくるんだ」
「なぜ以前は問題にならなかったのに、今は問題になっているんだ?何が問題なんだ?理解できないよ。去年は(プレミアリーグ)5位で出場できず、今季は出場できる。これはどういう意味なんだ?」
「この大会にはルールがあり、(2014年から)優勝チームはCLに出場できると定められている。今季がその初年度でもない。他になにかしないといけないという条件もついてない。だが、彼らはスパーズが大好きなんだろう。君もそうだろう?」
なおポステコグルー監督は、かつて宿敵アーセナルを率いたヴェンゲル氏について「アーセンは心から尊敬している。フットボール界のレジェンドだ」としつつ、「だがスパーズは相手に常軌を逸した行動を取らせるんだ」と語っている。




