FAカップ3回戦で敗退したトッテナムについて、有力メディア『The Athletic』の記者が分析している。
昨季ヨーロッパリーグ優勝を達成したものの、プレミアリーグでは17位で終えたトッテナム。今季からはトーマス・フランク監督を迎えたが、21試合終了時点で勝ち点27の14位に低迷しており、苦しいシーズンが続いている。そして10日に行われたFAカップ3回戦では、アストン・ヴィラにホームで1-2と敗戦。大会から早々に姿を消した。
そして『The Athletic』のジャック・ピット=ブルック記者は、「スパーズとFAカップの恋物語は一体どうなってしまったのか?」とし、以下のように指摘している。
「近年のスパーズの衰退ぶりは様々な形で現れているが、最も顕著な例の1つがFAカップだ。かつてのスパーズはこの大会の代名詞であった。しかし、最後の優勝は1991年まで遡る。ハリー・レドナップやマウリシオ・ポチェッティーノ体制では準決勝まで進むこともあったが、今はそれすらも叶わない状況だ」
「スパーズは2018年以降、FAカップ5回戦を突破できていない。国内屈指の強豪チームとしては、実にひどい成績だ。それでも過去7シーズンは4回戦か5回戦で敗退していたが、3回戦での敗退はティム・シャーウッド体制の2014年以来となる」
「今季のスパーズにとって、FAカップを勝ち上がることが切実に必要だった。リーグカップはすでに敗退し、プレミアリーグでも行き詰まり、チャンピオンズリーグも苦戦している。これが彼らにとって唯一の道であり、何かを勝ち取って選手とファン、そして監督の間に絶対に必要な結束を再構築する唯一のチャンスだったのだ。だが、それはまた1年待たなければならない」
また同記者は、自身のSNSで「スパーズがポチェッティーノ体制で全盛期を迎えていた頃、アストン・ヴィラはチャンピオンシップにいた。ここ数年で彼らがどれほど追い抜いていったかは、実に雄弁である。今やヴィラは大きくリードしている。そしてこの10年間でスパーズを追い抜いたのは、ヴィラだけではない」とも綴っている。




