現地時間12日、イングランド・プレミアリーグ第22節の延期試合、冨安健洋の所属するアーセナルとトッテナムによる「ノースロンドン・ダービー」が行われた。
ただでさえライバル意識の強い両者だが、4位アーセナルと5位トッテナムの勝ち点差は「4」。チャンピオンズリーグ出場権を懸けた直接対決ということで、例年以上に高い注目度を集めた。
この大一番で、冨安は前節のリーズ戦に続き左サイドバックとして先発。冨安以外のメンバーもリーズ戦と全く同じメンバーでミッドウィークのダービーに臨んだ。
立ち上がりからダービーらしく球際での激しさと緊張感のある拮抗した展開となる中、試合が動いたのは21分、右サイドからケインが入れたクロスにファーサイドでソン・フンミンが反応。ヘディングに行こうとしたところを後ろからセドリックに押されて倒され、主審はPKを宣告する。このPKを“ダービー男”ケインがゴール右へと沈め、対アーセナル戦17試合で12ゴール目となるゴールでトッテナムが先制した。
その後もトッテナムは鋭い出足でセカンドボールを拾い、ケインとソン・フンミンがよくボールに絡んでシュートで終わる攻撃を繰り返していく。すると迎えた33分、15のロングパスに抜け出そうとしたソン・フンミンを肘と体を使って倒したホールディングが2枚目のイエローカードを受けて退場。守勢の続くアーセナルはさらに数的不利の状況に陥ることとなった。
数的優位を得たトッテナムは37分、ソン・フンミンの右CKをニアサイドのベンタンクールが頭で逸らすと、ファーポストのケインがダイビングヘッドで押し込み2-0とリードを広げる。これでダービー17試合で13ゴール目。
後半、2点を追う10人のアーセナルがどう反撃に転ずるかが焦点となったが、早々にその出鼻を挫かれてしまう。開始わずか2分、ダビンソン・サンチェスからのクサビのパスをエリア内で受けたケインが反転してシュートを放とうとするもガブリエウに阻まれる。しかし、このこぼれ球をソン・フンミンが押し込み、決定的な3点目を奪った。
流れを変えたいアーセナルは64分、マルティネッリに代えてスミス・ロウを投入し、73分にはエンケティアを下げてラカゼットを投入。トッテナムも72分にソン・フンミンとクルセフスキを下げてベルフワインとルーカス・モウラを投入する。
数的不利の苦しい戦いが続くアーセナルは75分、ガブリエウが足を痛めてヌノ・タヴァレスと負傷交代を強いられるアクシデントも発生。まさに泣き面に蜂の状況となってしまった。
勝利を確信したトッテナムサポーターによる聖者の行進の大合唱が始まる中、最後までアーセナルに反撃を許さず。ホームでのダービー3連勝を飾り、4位アーセナルとの勝ち点差を「1」に縮めることに成功した。。
■試合結果
トッテナム 3-0 アーセナル
■得点者
トッテナム:ケイン(22分PK、37分)、ソン・フンミン(47分)




