トッテナムのアントニオ・コンテ監督は、0-2で敗れたアーセナル戦を振り返った。
15日に行われたプレミアリーグ第20節でトッテナムはホームでアーセナルとの“ノースロンドンダービー”を迎えた。トッテナムは14分に守護神ウーゴ・ロリスのオウンゴールで失点すると、36分にも追加点を許す。後半は攻勢に出るも、2点のビハインドを最後まで縮めることができず、トッテナムは0-2で宿敵に敗れた。
トップ4を目指す上で手痛い黒星を喫したトッテナムのコンテ監督は、試合後にイギリス『スカイスポーツ』で「2点差を追いつくことは簡単ではない。1点目の後にソニー(ソン・フンミン)に同点にするチャンスがあったが相手キーパーのファンタスティックなセーブがあった」と話し、試合を振り返った。
「そして、2点目があった。我々全員を終わりにする可能性があったが、私の選手たちは後半に得点を挙げ、アーセナルに問題を作ろうとしていた。キーパーは今日、ファンタスティックなセーブを見せていた。アーセナルは今、マンチェスター・シティのように難しい相手だ。両チームがプレミアリーグタイトルを争うことになる」
「我々は強い相手にプレーしたし、選手たちの献身性に対して何の失望もない。とても大きな意志や強い気持ちを見せた。時々、追いつくことができるが、今日は相手キーパーが本当に良かった」
「アーセナルは本当に良いチームだ。この雰囲気で我々相手にプレーすることは彼らにとって簡単ではなかったが、彼らは特に後半にとても大きなレジリエンスを示した。チームがこのようにプレーするとき、それは彼らがシティとのタイトル争いに勝利する準備ができていることを意味している。彼らが今シーズンのプレミアリーグのために戦うことのできる2チームだ」
また、トップ4争いについてコンテ監督は「我々は本当に一生懸命にやり続けなければならないし、シーズン終了後に順位を目にすることになる。チェルシーやリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、それにブライトンやブレントフォードのようなチームは補強することができるから、本当に難しい戦いになる」とコメントした。