元トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、古巣について語った。
2023年からトッテナムを指揮したポステコグルー監督の下で、クラブは昨シーズンに17年ぶりとなるタイトル、ヨーロッパリーグ優勝を成し遂げた。しかし、昨夏に同指揮官を解任し、ブレントフォードで実績のあるトーマス・フランク監督を招聘した。当初はマンチェスター・シティに勝利したりと上々の戦いを見せていたチームだが、徐々に失速する。
10日にはホームでニューカッスル・ユナイテッドに1-2で敗れて、これで降格圏の18位とわずかに勝ち点5差の16位に沈む。これを受け、トッテナムはフランク監督を解任した。
ポステコグルー監督は低迷の続く古巣トッテナムについて、ポッドキャストの『Stick to Football』で「この半年間で再びこの状況になった。簡単なことではない。彼だけがクラブの問題ではない。トッテナムは不思議なクラブだ。昨年にクラブは大きな転換期を迎え、私だけではなく、(元会長のダニエル)レヴィも退任した。クラブ全体が不確実な環境になった」と話し、以下に続けた。
「どんな監督を連れてきても成功が保証されるわけではない。彼らはこれまでに世界的な監督を迎えてきたが、成功を収めてはいない。これほど大きな方向転換をするのであれば、ある程度の不安定さが生じることは理解しておくべきだ。トーマスはその状況を分かったうえでこのクラブに来たのだろうか?私はわからない」
また、ポステコグルー監督は、トッテナムがビッグクラブではないとも主張した。
「彼らは素晴らしいスタジアムや素晴らしいトレーニング施設を作ったが、支出や給与体系を見れば、ビッグクラブとは言えない。これは私自身が実感したことだ。なぜなら選手の獲得を目指していたとき、我々はそのクラスの選手を獲得できる市場にはいなかった」
「トッテナムに足を踏み入れたとき、至る所に“To Dare Is To Do(挑戦なくして成功なしの意)”というクラブのモットーが掲げられている。しかし、実際の行動はその言葉とほとんど正反対だ。本当に勝ちたいのであれば、ある程度のリスクを取らなければならないということを彼らは理解していなかったと思う」
「トッテナムと言うクラブは“我々はビッグクラブの一員だ”と言っているように感じていたが、現実として彼らがそうであるとは思わない」



