徳島ヴォルティスは1日、MF島川俊郎が現役引退すると発表。選手が翌日に理由を語った。
現在33歳の島川は今季から徳島へ加入。開幕から全7試合に出場するも、チームは最下位に低迷。同選手にとっては柏U-18と甲府時代以来、3度目の再会となった吉田達磨監督が1日に解任され、同日に選手の引退も電撃発表されていた。
J1通算104試合2得点、J2通算23試合2得点、J3通算78試合4得点を記録。シーズン開幕早々という異例の電撃引退となった島川は、自身の『Youtube』チャンネルでお詫びとともに引退を決断した流れを明かしている。
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「まずは、シーズンが始まったばかり…そしてチームがとても苦しい状況の中、チームを離れること、サッカーを辞めること、チームに迷惑をかけてしまったことを本当に申し訳なく思っています」
「引退の理由は、どうしても許せないことがあったからです」
理由についての具体的な明言は避けたものの「3日前の朝、僕は練習前に1人でグラウンドで走ることを日課にしていて。ただ、(その日は)びっくりするぐらいパワーが湧いてこなくて。走ることがもう苦しくて…きつくて。これは『もうチームの力になれない』と、『サッカーを続けることは難しいな』と思い社長に『引退させてください』と言いました」と経緯を語った。
プロキャリア16年の現役生活に突然幕…島川は最後は「皆さんに出会えたことが僕の1番の財産です」と感謝の言葉を伝え、動画を締め括っている。