アビスパ福岡のDF安藤智哉は、ザンクト・パウリ移籍が秒読み段階に入ったようだ。ドイツ紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が報じている。
今季から大分トリニータから福岡に加入した安藤は、主力として明治安田J1リーグで36試合出場して4ゴールを記録。今年7月のE-1選手権で日本代表デビューを果たすと、11月14日のガーナ戦にも途中出場を果たしていた。
そんな安藤だが、日本メディアに続き、地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』も藤田譲瑠チマが所属するザンクト・パウリ移籍に迫っていると報道。そして、27日には『ハンブルガー・モルゲンポスト』が、「残るのは形式的な手続きのみ」とし、「安藤は通常のメディカルチェックを通過し、契約書にサインするだけで、移籍は完了する」と報じている。
また、同紙は1月に27歳の誕生日を迎える安藤について「3バックで柔軟に起用でき、空中戦の強さ、激しいデュエルでの対応力に加え、足元の技術にも定評がある」と紹介しつつ、移籍金の発生の可能性についても言及。福岡との契約が2月1日に満了するため、「完全なフリー移籍、もしくはごく少額の移籍金」での獲得が可能となることを説明している。

