メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドは8日、サガン鳥栖からFW富樫敬真が完全移籍加入することを発表した。
契約期間は2025シーズン限りで、1年間の延長オプションも付随しているという。
現在31歳の富樫は関東学院大学在学中の2015年に特別指定選手として横浜F・マリノスでデビュー。その後はFC東京やFC町田ゼルビア、V・ファーレン長崎、ベガルタ仙台などを渡り歩き、2023年にサガン鳥栖に加入する。2年間で公式戦通算62試合に出場し、7ゴール3アシストをマークした。
富樫は退団する鳥栖の公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「この度、MLSのアトランタ・ユナイテッドに移籍する事となりました」
「サガン鳥栖で新たな歴史を作るという思いで加入しましたが、ファン・サポーターの皆さんと、古くから鳥栖に携わっているクラブ内の方々にも苦しい思いばかりをさせてしまった事への悔しさはいまだにあるように感じます」
「しかし今回は自分がいつかはやりたいという気持ちがあったアメリカでの挑戦のチャンスを頂き、僕の決断を理解してくれた強化部の方達にもこの場を借りて感謝申し上げます」
「そして、苦しい中でも常に前を向かせてくれた監督、スタッフ、選手。そしてファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。サッカー選手やっててよかったと思える瞬間はサガン鳥栖にいる間多かったと、今振り返っても感じました。J1へ戻るサガン鳥栖を心から願っております」
