トーマス・トゥヘル監督のイングランド代表新指揮官就任について、現イングランド代表DFカイル・ウォーカーが語っている。
16日に正式に次期イングランド代表監督として就任することが発表されたトゥヘル監督。これによりイングランド男子代表としては、スヴェン・ゴラン・エリクソン氏、ファビオ・カペッロ氏に続いて3人目の非イギリス人監督が誕生することとなった。
外国人指揮官が母国を指揮することに対しては各方面で論争に。元イングランド代表DFのガリー・ネヴィル氏は「起用できたかもしれない優れたイングランド人候補は確かにいると思うが、監督に関してはマンネリ化している」と、イングランドサッカー界の指導者レベルに対して『Sky Sports』で警鐘を鳴らしていた。
そのような状況の中、今後同代表に選出される可能性が大いにあるマンチェスター・シティDFウォーカーが『BBC Sounds』で「イングランド代表が イングランド人監督を選ぶべきだと考えるのは理解できる」とテーマとなっている意見には賛同はしつつ、「しかし、僕にとっては誰が結果を出すかということだ」と、EURO2024の準優勝をはじめ、代表でのタイトル獲得にはトゥヘル監督が適任であるという自身の見解を示している。
「トゥヘルはビッグクラブで大物選手のマネジメントができることを証明してきた。PSGやチェルシーのようにね…UCLではマン・シティに勝って優勝しているんだ」
2026年の北中米W杯優勝という目標へ向け、トゥヘル監督体制は来年1月1日から始動する。
