アヤックス指揮官エリク・テン・ハグが、ローマ戦の逆転負けを悔やんでいる。
現地時間8日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦、アヤックスvsローマはホームのアヤックスが39分に先制。後半立ち上がりにアヤックスはPKのチャンスを得るも、ドゥシャン・タディッチはPKを決めることができず。1-0の状況からローマに57分、87分と2点を決められ、アヤックスは1-2でホームでの初戦を落とした。
試合後、テン・ハグ監督は「PKだけに限らず、多くのチャンスを逸してしまった」と語り、1ゴールのみに終わった結果を悔やんだ。『UEFA』がその言葉を伝えている。
「我々はこの試合をコントロールすることができていたと思う。決定機も多かった。それはPKだけではなく、アントニーにも決めるチャンスはあったはず。3ゴールを決めることも不可能ではなかったように思えるね」
指揮官は「だけどそれらを生かすことができなかった。結果として1-1となった直接FKがゲームを変えたね」と語り、ローマMFロレンツォ・ペッレグリーニの正確なFKがターニングポイントになったと説いた。
「ただ、この試合の内容は悪いものではなかった。来週のアウェーゲームでは何としても勝たなくてはならなくなったが、やはりホームでの1-2という結果は大きな痛手と言える。この状況をひっくり返すのは、簡単なことではないからね」
アヤックスはボール支配率65-35%、シュート本数15-7(枠内7-4)とローマの2倍となる決定機を創出しながら、1-2で敗れる結果に。果たして第2戦でオランダの名門は、逆転でのEL4強を勝ち取ることができるのだろうか。第2戦は現地時間15日(日本時間16日AM4キックオフ)に行われる。




