Erik ten Hag Manchester United 16:9Getty

テン・ハーグも時にはファーガソンのような“ヘアドライヤー”に?「タイミングが重要」

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、時には選手に怒りを見せる必要があると語った。『スカイスポーツ』が伝えた。

今季就任したテン・ハーグ監督の下で戦うマンチェスター・U。プレミアリーグでは現在3位とチャンピオンズリーグ出場権争いを繰り広げ、ヨーロッパリーグ(EL)でも準々決勝まで進出していた。しかし、3月頭には宿敵リヴァプールに0-7と大敗、4月頭にもトップ4争いのライバルに0-2と完敗を喫し、セビージャとのELではミスも絡んで20日のセカンドレグを0-3で落とし、敗退が決まっている。

そんなマンチェスター・Uだが、指揮官は時に選手たちへ怒りを見せる必要もあると認めている。過去に27年間クラブを指揮し、プレミアリーグ13回優勝や2度のCL制覇に導いた名将サー・アレックス・ファーガソン氏は、顔を真っ赤にして激怒していた姿から“ヘアドライヤー”と選手に呼ばれていたが、それについて問われたテン・ハーグ監督も以下のように語っている。

「時にはそうだね。特定の状況では厳しく出る時もあるよ。それは(使うべき)ツールでもあるが、タイミングが重要だ。いつ使うべきかを知らないとね。監督として様々なコミュニケーションツールを持つことができるけど、これも1つだ」

「(ELセカンドレグでは)私が激怒しているのがわかったと思う。受け入れられなかった。ミスを犯すことは構わないが、やり続けなければならない。EL準々決勝でプレーするならば、すべてを捧げないと。我々はそうしなかった。どんなクラブにとってもそれは受け入れがたい。監督として、チームがベストを尽くしていないことは受け入れられないよ。選手にも伝えてある。私が管理するプロチームの水準に達していなかった」

「多くの専門家やファンからは、我々が成長してきたと聞いている。今、我々は異なるチームになった。だが、踏むべきステップがある。それははっきりしている。試合での失敗にどう対処するかだ。プランに忠実でなければね」

なおマンチェスター・Uは23日、FAカップ準決勝でブライトンと激突する。

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