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2度目の膝靭帯断裂を負った兄リュカへ…弟テオ「いつも一緒だよ、兄さん」

フランス代表DFテオ・エルナンデスは、左膝前十字靭帯断裂の重傷を負った実兄リュカ・エルナンデスにメッセージを送った。

アトレティコ・マドリーの下部組織出身で、これまで同クラブやバイエルン、パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーしてきたリュカ。フランス代表としても37キャップを数え、2018年にワールドカップ優勝にも貢献するなど重要な役割を担ってきた。

しかし、大会直前に右膝の前十字靭帯断裂の重傷で2022年のワールドカップは欠場、8カ月に及ぶ長期離脱を強いられていた。今季はPSGで公式戦41試合に出場するなど大ケガからの復活をアピールしていたが、1日のドルトムント戦で今度は左膝の前十字靭帯を断裂。競技復帰は8カ月後と予想されており、フランス代表として出場することが期待された今夏のEURO2024も欠場が決定的になっている。

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そんな2度目の悲劇に見舞われた兄リュカに対し、弟のテオはSNSでメッセージを送った。『X』で以下のように投稿している。

「兄弟、人生は再び君を試しているね……君には全力のサポートがあるよ。僕は君の気持ちを知っているし、いつものように強くなって戻ってくることもわかっているよ! いつも一緒だよ、兄さん」

なお、フランス代表チームでは左サイドバックのポジションを争うことも多かったリュカとテオ。兄の重傷により、EURO2024では弟が同ポジションのレギュラーを務めることが現地で予想されている。

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