ミランが経験豊富な第2GKを確保した。現地時間11日、リヨンはルーマニア代表GKチプリアン・タタルシャヌがミランへと完全移籍することを発表した。
リヨンはクラブの公式メディアを通じて「タタルシャヌはミランへと完全移籍することが決まっています。50万ユーロ(約6000万円)の契約解除金が発生しました。チプリアン、ここまでの貢献にありがとう。そしてこれからの幸運を祈っています」とメッセージを公表している。
1986年生まれのタタルシャヌは198センチの長身GKで、これまでステアウア・ブカレスト、フィオレンティーナ、ナントなどを渡り歩き、19-20シーズンはリヨンでプレー。そして今夏はミランへと加わることになり、フィオレンティーナでプレーしていた16-17シーズン以来のセリエA帰還となった。ルーマニア代表としても68キャップをマークしている。
ミランは現在ジャンルイジ・ドンナルンマが不動の正守護神を務めている。同選手の実兄GKアントニオ・ドンナルンマも在籍しているが、実績あるタタルシャヌが第2GKを務めることになりそうだ。
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