日本代表MF田中碧が9日、オンラインでの取材に応じて自身のプレー面について語っている。
日本代表と所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフでは異なるプレースタイルを見せる田中。「彼らの判断や技術レベルに合わせて動きや立ち位置を変えないといけないのかなと思います」と明かす。
「ブンデスリーガ2部はフィジカルなサッカーも多く、壁もありますけど、それを乗り越えられればもっといい選手になれるのかなと思います」
また、田中は川崎フロンターレや日本代表でプレーする際とは異なるスタイルで成長できていることを実感する。
「何がいいとか悪いとかではないが、フロンターレは強いチームの振る舞い方を学んできた。自分はボール握れるチームでサッカーをやってきたので、そういうチームで成長できることはすごい成長できました。逆に初めてボールを握れないチームでやることでフロンターレで学べなかったことを学べている。そういう意味では、苦しんでいますが、貴重な機会ですし、いろんなことを学んで自分としての幅を広げることができれば、より成長できるんじゃないかなと」
10月のオーストラリア戦ではゴールを挙げて勝利に大きく貢献した田中。自身の活躍も意識しつつ、チームの勝利が重要であることを強調した。
「チームが勝つことが大事。ワールドカップに行くというのは皆が考えていること。自分が出て活躍するのはもちろんですが、厳しい2連戦の中で、誰が出ても連勝して次に繋げるのが一番大事。そこに自分も前回以上のパフォーマンスが出せるように準備できればいいかなと」
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