ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧はカタール・ワールドカップ(W杯)前にクラブで戦列に復帰できるだろうか。
田中は先月29日に敵地で行われた第14節ホルシュタイン・キール戦(2-1)に先発するも83分に負傷交代。クラブは同選手が膝の関節包を痛めたため、「少しの間」の離脱を強いられることを報告すると、ダニエル・ティウーネ監督は先日、8日のハノーファー戦や11日のカイザースラウテルン戦も欠場となる可能性を示唆していた。
そして、同監督は敵地でのハノーファー戦に向けた会見でも田中について言及。37歳のベテランMFアダム・ボジェックについて問われた際に「アオ・タナカが我々のためにプレーできることを願っていたが、彼は欠場が決まった」と認めている。一方、W杯前最後の試合となるカイザースラウテルン戦も欠場となるかについては明言しなかった。
ティウーネ監督の様子から、田中はいずれにせよ復帰に近づいている模様。W杯出場へ大きな影響を及ぼすような負傷ではないようだ。
