マジョルカは16日にコパ・デル・レイ2回戦、アウェーでのジャネラ戦に臨み、6-0の大勝を飾った。MF久保建英は右ひざ負傷からの復帰後、初先発を果たして、2アシスト含め3得点に絡む暴れっぷりを披露している。
スペインリーグ4部相当のジャネラとの試合で、久保は負傷明け5試合目にして初先発。4-1-4-1の左インサイドハーフのポジションを務めると、その類稀な判断力とドリブル、パスなどの技術力でもってチームを牽引する。そして49分、久保の左CKからセドラルがゴールを決めて先制に成功すると、54分にはこの日本人MFのジャウメ・コスタへの縦パスを起点としてムブラが追加点を記録。さらに61分には、久保の右CKから再びセドラルがヘディングシュートを突き刺した。
2アシストを記録した久保は66分にイ・ガンインと交代。その後マジョルカは3点を加えて、次戦進出を決めている。
スペインメディアも、この試合の主役として久保を取り上げる。『アス』電子版は「2アシストを記録した久保がマジョルカ最高の選手だった」と日本人選手の活躍を強調し、また『マルカ』電子版は「久保がリーダーを務めるマジョルカは最初にゴールを決め、ホームチームがサプライズを与えることを阻止している」と記した。
