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南野拓実に再びリーズ移籍の可能性か…ザルツブルク時代の恩師の戦術に完ぺきにフィット?

リーズは今夏の移籍市場で、日本代表FW南野拓実の獲得を再び狙うのかもしれない。地元メディア『Leeds Live』が伝えた。

マルセロ・ビエルサ前監督が去り、後任としてザルツブルクやライプツィヒを指揮したジェシー・マーシュ監督が就任したリーズ。プレミアリーグ最初の2試合は連敗を喫したものの、直近3試合は2勝1分けと負けなし。徐々に調子を上げてきている。

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そんなリーズだが、『Leeds Live』は「パフォーマンスは向上しているが、何人かの選手は監督が求める新しいプレーに適していないようにみえる。現在彼らが抱える問題は、今のチームはビエルサの攻撃を念頭に置いて作られたこと」とし、マーシュ監督が理想とする4-2-2-2のような中央に選手を集めるスタイルには適応していないと指摘した。

その上で、複数クラブの関心を集めるブラジル代表FWハフィーニャの退団が近づいており、そのため「金銭的な余裕を得て、攻撃的な選手が不足する状況の解決に役立つはず」と売却資金を補強に回すことができると分析。ザルツブルクMFブレンデン・アーロンソンの他、さらに2選手がターゲットになる可能性があると伝えている。

そしてその1人が、1月の移籍市場でもターゲットとしていたリヴァプールFW南野拓実。「あの時は実現しなかったが、今のリーズにとって彼は非常に意味のある存在。ザルツブルク時代にマーシュの下でプレーし、チャンピオンズリーグでは攻撃的MFのポジションで印象的な活躍を見せ、リヴァプールが獲得するのを納得させた」としつつ、以下のように続けた。

「この日本代表はリヴァプールでは思うようにプレーできていないかもしれないが、だからといって悪い選手というわけではない。だが、リヴァプールのワールドクラスの3トップには及ばない。リーズに来れば、技術的なクオリティ、狡猾さ、攻撃的なフォーメーションへの適応を学ぶことができるだろう」

さらにクラブ・ブルージュFWノア・ラングの名前を挙げ、「この2人はそれぞれワイドのポジションを経験しているが、中央のスペースで最高の仕事をする。必要に応じてサポート的なストライカーとしてもプレー可能だ」として、マーシュ監督のスタイルにフィットすると分析している。

今季リヴァプールではカップ戦を中心に9ゴールを奪う南野。夏の去就には大きな注目が集まっている。

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