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「チーム編成において理想的。実績も十分」モナコ移籍の南野拓実に…仏紙は期待大!

モナコ移籍が決まった日本代表FW南野拓実について、フランス『レキップ』がそのプレースタイルなどを紹介している。

2021-22シーズンはリヴァプールで公式戦10ゴールをマークし、カラバオカップとFAカップの2冠獲得に大きく貢献した南野。しかしレギュラーの座はつかめず、今夏の退団が噂されていた。そして28日、かねてより噂されていたモナコへの移籍が正式に決定。『GOAL』の取材では、移籍金は1500万ユーロ+ボーナス300万ユーロ(計:約25億8000万円)であることもわかっている。

リーグ・アンを3位で終え、来季チャンピオンズリーグに出場するモナコとは4年契約を結んだ南野。そんな日本代表アタッカーについて、『レキップ』は「リヴァプールで苦しんだが、モナコで復活を遂げる」としつつ、プレースタイルについて以下のように分析した。

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「技術的にも優秀で、完璧なウィンガーだ。ボール奪取、パス、フィニッシュへのアクションも優れており、フィリップ・クレメント監督の戦術へ簡単に適応できる。特に攻撃的なポジションであればどこでも進化させてくれるだろう」

「今季はリヴァプールで試合にあまり出場していないが(22試合)、それでも攻撃陣全体をカバーする時間はあった。時にはサイドで、時にはNo.10、時には最前線で。また、これまでのキャリアでは中盤でもプレーした経験もある。チーム編成を考える上で、理想的な選手である」

さらに、ザルツブルクとリヴァプール合わせて14もの主要タイトルを獲得していることを指摘し、「その実績は十分に証明されている」と言及。なお別記事では、「サイドプレイヤーでありながら、監督の意向に沿うことができる非常に優れた得点源。ユルゲン・クロップの下での戦術的な経験は、若いチームのプラスになるはず」と新天地モナコでの活躍に期待を寄せた。

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