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6日のラ・リーガ第15節、マジョルカは敵地バライドスでのセルタ戦を0-2で落とした。日本代表FW浅野拓磨は84分についに実戦復帰を果たしている。
前節バルセロナ戦で1-5の大敗を喫したマジョルカ。同試合で筋肉系の負傷から復帰を果たした浅野は再びベンチスタートとなり、11試合ぶりの出場を待つことになった。
今季バライドスでアトレティコ・マドリー&レアル・マドリーにしか敗れていないセルタは、マジョルカにとってやはり強敵だった。前半は30分まではチャンスのない均衡した展開が続くも、31分にホームチームが先制。前線でのボール奪取からウーゴ・アルバレスが左足でシュートを放ち、GKグレイフを破っている。
1点ビハインドで試合を折り返したマジョルカは、セルタのポゼッションフットボールに苦しめながら思うように反撃することができない。59分にジャブレス&ナバーロをムリキ&モヒカを代えていたアラサテ監督は、さらに70分過ぎにアブドン&浅野投入の準備をする。が、ここでアクシデントが……。73分、ドゥヴィカスとボールを競り合ったライージョがハンドを犯したとして、2枚目のイエローカードで退場となった。プランが狂ったアラサテ監督は、アブドン&浅野を一旦ベンチに下げている。
アラサテ監督は81分に浅野とアブドンではなくダルデルを入れることを決断。ただし投入の直前、イアゴ・アスパスのゴールを許してしまい、日本代表FWは数的不利および2点差の状況で11試合ぶりの実戦復帰を果たすことになった。
右サイドでプレーする浅野は、いつものように懸命かつ献身的なダッシュで活路を切り開こうとするが、もうリスクを冒す必要がないセルタの守備網をなかなか破ることができない。攻めあぐねるマジョルカはセルタの速攻にも苦しめられながら、2点ビハインドのまま終了のホイッスルを迎えることになった。浅野は試合展開的に活躍を見せるのが難しかったが、それでも実戦復帰を果たしたのは朗報と言えるだろう。
連敗のマジョルカは、勝ち点24で暫定6位に位置。4試合ぶり勝利のセルタは暫定で10位に順位を上げている。
