16日のラ・リーガ第24節、マジョルカは敵地ソン・モッシュでのラス・パルマス戦に3-1で勝利した。ジャゴバ・アラサテ監督は試合後、2025年初勝利を喜んでいる。スペイン『アス』がコメントを伝えた。
日本代表FW浅野拓磨を先発復帰させたマジョルカは、ついに今年初勝利を飾った。浅野の積極的な縦への突破で良い流れを生み出した同チームは、前半にFWヴェダト・ムリキが2得点、MFダニ・ロドリゲスが1得点を記録。ラス・パルマスの反撃を1点だけにとどめて、公式戦7試合目にして2025年初白星を飾っている。
試合後会見に出席したアラサテ監督は、久しぶりの勝利の味を噛み締めているようだった。
「これが必要だったんだ。私たちのサポーターと一緒に戦い、3得点を決める……本当にうれしいよ」
「勝利がどういうものか、私たちはもう忘れていたよ。チームにとっても自分にとっても弾みとなるね」
この試合の浅野は、得点には絡まなかったものの強烈な存在感を発揮。交代でピッチを後にすると、ソン・モッシュの観客から喝采を浴びていた。
アラサテ監督も“ジャガー”の躍動には大きな満足感を得ているようだ。
「アサノは私たちが必要としている選手だ。彼は良い形でシーズンを始めたものの、その後に負傷をしてしまった」
「彼は対戦相手にとって常に脅威となる存在だ。そのマークを外す動きによって、チームに深みをもたらしてくれるね。今日のアサノこそが、私たちが目にしたいと思っていた選手なんだ」