カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節のドイツ代表vs日本代表が23日に開催され、2-1で日本が勝利した。ドイツ誌『キッカー』は、決勝弾を挙げたFW浅野拓磨をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選んだ。
ドイツは33分、MFイルカイ・ギュンドアンがPKを沈めて1点リードで後半へ。一方で、森保一監督率いる日本は後半からのシステム変更が実り、MF堂安律が75分に同点弾を決めると、83分にFW浅野拓磨が逆転ゴールを挙げて大金星を手にした。
そして、『キッカー』は57分から途中出場していた浅野のプレーに単独最高点の「1.5」を与え、MOMにも選出。「ブンデスリーガのボーフムでフォワードを務めるタクマ・アサノがピッチに入った時、日本はまだビハインドだった。だが彼が勢いに乗り、(ニコ)シュロッターベックを上手くかわして決勝点を決めた」と寸評した。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
同誌はその他、日本側ではGK権田修一(「2」)やMF遠藤航(「2.5」)、MF鎌田大地(「2.5」)を高く評価。DF板倉滉やFW伊東純也、それぞれ途中出場のDF冨安健洋やMF三笘薫やのパフォーマンスには「3」をつけ、DF吉田麻也やMF田中碧も「3.5」と及第点。DF長友佑都やDF酒井宏樹、FW前田大然は「4」、MF久保建英は「4.5」となっている。また、同点弾の堂安やそれをアシストした南野拓実は出場時間が30分以下だったため、評価対象から外れた。
一方で、ドイツのメンバーでは最高評価はギュンドアンに対する「2」。ジャマル・ムシアラには「3」、ダヴィド・ラウムやヨシュア・キミッヒには「3.5」をつけ、そのほかの選手たちは「4」(GKマヌエル・ノイアーやMFトーマス・ミュラーら3人)~「5」(DFニクラス・ジューレやシュロッターベックら4人)と厳しい評価となった。
