有力メディア『The Athletic』は、今夏にアーセナルを退団したDF冨安健洋をプレミアリーグの「フリーエージェント・ベストイレブン」に選出している。
欧州主要リーグの夏の移籍市場は、2日に閉幕。プレミアリーグを中心に今夏も巨額の金額が動きビッグネームの移籍も相次いだが、現時点で所属クラブが決まっていないフリーの選手も多数存在する。フリーエージェントはチームの登録枠に空きがあればいつでも契約が可能であるため、今後も去就に大きな注目が集まることになる。
そして『The Athletic』は、プレミアリーグおける「フリーエージェント・ベストイレブン」を選出。「全員がプレミアリーグでの経験を持ち、その多くが再挑戦を望んでいるだろう」としつつ、その中で7月にアーセナルとの契約を解除した冨安健洋を紹介している。
「26歳とこのリストの中では若手フリーエージェントである冨安健洋。アーセナルでプレミアリーグ65試合に出場するなど、頼りになる選手であることを証明してきた。しかし、ケガでノースロンドンでのキャリアを断念せざるを得なかった。万能型のDFであるが、ケガの履歴は懸念材料だ。2月に膝の手術を受けており、2025年末までプレーできない見込みである」
そのうえで「エヴァートンやブライトンといったクラブは、右サイドバックの人材難に悩まされている。冨安健洋を選択肢の1つとして検討する可能性は十分にあるだろう」とし、開幕2勝1敗と好スタートを切ったエヴァートン、三笘薫が活躍するブライトンなどが新天地候補になると予想した。
■『The Athletic』選出の「フリーエージェント・ベストイレブン」
▽GK
フレイザー・フォースター(イングランド)
▽DF
冨安健洋(日本)
セルヒオ・レギロン(スペイン)
クレイグ・ドーソン(イングランド)
ジャマル・ルイス(北アイルランド)
▽MF
クリスティアン・エリクセン(デンマーク)
ジョシュ・ブラウンヒル(イングランド)
デレ・アリ(イングランド)
アレックス・オックスレイド=チェンバレン(イングランド)
▽FW
パトリック・バンフォード(イングランド)
マイケル・アントニオ(イングランド)




