アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、現地メディアでセンターバックとしての活躍が高く評価されている。
2021年に加入したアーセナルでは、左右両サイドバックでの起用を基本として公式戦60試合以上に出場してきた冨安。現地ではサイドバックとして高く評価されているが、日本代表ではセンターバックでのプレーを続けてきた。そして9月のドイツ代表戦(4-1)のパフォーマンスは世界中の絶賛を集めている。
そんな24歳DFだが、13日に行われたカナダ代表との試合でもセンターバックで先発出場。出場時間は45分間だったものの、攻守に安定したプレーを見せている。そして現地メディア『football.london』も、カナダ戦のプレーを絶賛した。
「冨安健洋は、過去2回の日本代表戦でセンターバックとして優れたパフォーマンスを発揮できることを証明した。アーセナルでは主にサイドバック起用ではあるが、カナダに4-1で勝利した試合でも母国に感銘を与えている。相手攻撃の脅威を早々に打ち消し、ディフェンスリーダーとしての能力があることを示している」
「彼は夏にユリエン・ティンバーが加入した後、一部では移籍も噂された。しかし、オランダ代表DFと日本代表DFは同じような特徴を持っている」
さらに同メディアは、アーセナルのセンターバックとして絶対的な地位を築きくウィリアム・サリバのコンディションに注目。慢性的に抱えていた足の指の違和感を治療するためにフランス代表を離れた22歳DFだが、重傷ではないものの、代表ウィーク明けの21日に控えるチェルシー戦を欠場する可能性もゼロではないという。
そして「ガブリエウと並んで先発する完璧な代役がいる」とし、冨安のセンターバック起用の可能性を指摘した。
「アーセナルでは主にサイドバックで活躍してきたが、サリバ負傷の懸念により、彼がセンターバックに移る可能性もある。彼はチーム内で重要な役割を果たす資格があると、ミケル・アルテタ監督に証明する道が開かれた」
高いユーティリティ性によってDFラインすべてのポジションで活躍が期待できる冨安。現地メディアも高く評価しているようだ。
