アーセナルDF冨安健洋の状況について、イギリス『デイリー・メール』のサミ・モクベル記者が分析している。
今季アーセナル4シーズン目を迎えた冨安。しかし、開幕前の負傷でプレシーズンに帯同できず長期離脱を強いられることに。10月頭のプレミアリーグ第7節でようやく今季初出場を果たしていたが、その後再び膝の問題で離脱していた。そして18日、本人がSNSで2度目の手術を受けたことを明かしている。
そんな26歳の日本代表DFだが、復帰は年末になるという。モクベル記者によると、アーセナルは当初、シーズン終了後に去就についての決断を下す前に、ケガから復帰した冨安の状況を見極めることを考えていた模様。しかし、メディカルチームは2度目の手術が必要だと判断したため、2025年末まで復帰できない可能性が高いようだ。
それにより、アーセナル側の「夏の売却プラン」は崩れたとのこと。冨安は長期離脱を強いられているため、同じく長期離脱中のFWガブリエウ・ジェズスと同様に、今夏の放出はない模様。しかし現行契約は2026年6月までとなっており、同年1月からは他クラブと自由に交渉が可能となる。モクベル記者は、フリーで放出することになれば「(アーセナルにとって)大きな痛手だろう」と指摘している。
なお、アーセナルは現在スペイン代表MFマルティン・スビメンディ、エスパニョールGKジョアン・ガルシアの獲得交渉を進めているとも。一方で冨安やジェズスの状況を踏まえて、資金を捻出するために他の選手を売却する可能性があるとも伝えられている。今後の動向に注目だ。


