イギリス『スカイスポーツ』が、プレミアリーグ前半戦のパフォーマンスを元に今季最高の補強選手を紹介。その中で、アーセナルの日本代表DF冨安健洋がピックアップされた。
夏の移籍市場最終日にアーセナルへ加入した冨安。以降は15試合連続で先発出場を果たし、攻守に大きく貢献。『スカイスポーツ』のデータでは、タックル数(27)、空中戦勝利数(43)、デュエル勝利数(87)、タッチ数(1085)がチームトップに輝くなど、早くも絶対的な存在となっている。
そんな冨安は、同メディアの選ぶ今季最高の補強選手の1人に選ばれた。「移籍市場閉幕後、アーセナルの補強には数多くの批判があった。だが、ここまでのパフォーマンスは非常に良い移籍市場であったことを物語っている」とし、「そして、それを象徴するのが冨安健洋だ」と絶賛した。
「この日本代表を1980万ポンドで獲得したことは疑問視されていたが、移籍後に道を踏み外す事はまったくない。右サイドバックを自分のものにした23歳は、そのフィジカルと堅実なスタイル、プレッシャー下での判断力、空中戦の強さを発揮。プレミアリーグ15試合に出場している」
「開幕3連敗後に改善されているアーセナルにおいて、彼のパフォーマンスは際立っている。冨安、GKアーロン・ラムズデール、ベン・ホワイト、ガブリエウ、キーラン・ティアニーやヌーノ・タヴァレスによってディフェンスラインが進化していることは明らかだ」
「ギャリー・ネヴィルも『彼が大好きだね。右センターバックのホワイトに大きな影響を及ぼしている』と賞賛を送っている」
なお『スカイスポーツ』はその他、ラムズデール(アーセナル)、コナー・ギャラガー(クリスタル・パレス)、エマヌエル・デニス(ワトフォード)、ティノ・リヴラメント(サウサンプトン)、ホセ・サ(ウォルバーハンプトン)も候補としてピックアップしている。


