20210912 takehiro TomiyasuGetty Images

「言われればストライカーもやります!」冨安健洋、流暢な英語でアーセナル初インタビュー

今夏アーセナルに加入した日本代表DF冨安健洋が、公式HPのインタビューに応じた。

移籍市場最終日にアーセナル加入が決定した冨安。直後に日本代表の活動に参加していたが、わずか1日半のトレーニングを経て、プレミアリーグ第4節ノリッジ戦でアーセナルデビューを飾った。すると攻守で存在感を見せ、1-0の今季初勝利に貢献。交代の際には、スタンドから拍手が送られている。

ミケル・アルテタ監督も「本当にポジティブ」と語り、現地でも高評価を受けた冨安。アーセナル公式HPで移籍後初のインタビューに応じ、流暢な英語で加入の喜びを語った。

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「アーセナルは世界最大のクラブの1つなので、ここに来るのが楽しみでした。プレミアリーグでプレーするのは、子供の頃からの大きな夢の1つ。本当に嬉しいです。アーセナルの選手としてプレーできるとは思ってもいなかったので、とてもワクワクしています」

また、プレースタイルやファンに期待してほしいことを問われると「両足でプレーできるし、ディフェンダーとして全ポジションでやれます。頭で考える選手なので、次の状況を常に読んでプレーできます」と回答。そしてベストポジションについては、以下のように語った。

「僕にとっては(ポジションは)問題じゃないです。大切なのは試合に出ること。もし監督に『ストライカーで出ろ』と言われたら、ストライカーとして出ますよ! 僕にとってポジションは関係ないです」

今季は冨安の他に南野拓実(リヴァプール)もプレミアリーグでプレーすることになる。日本人選手とプレミアリーグについて、冨安は以下のように印象を語った。

「今は僕も含めて、プレミアリーグに2人の日本人選手がいます。僕とリヴァプールの南野(拓実)。思うに、プレミアリーグで日本人選手がプレーするのは簡単ではないです。とてもフィジカル的なので。でも、僕は準備ができていますよ」

続けて「プレミアリーグに日本人選手が1人増えたことで、母国ではどれくらい盛り上がっている?」との質問には「うーん、ちょっとわからないですね」と答え、さらに「あなたが来たことで盛り上がるかな?」と問われると、「そうですね」と笑顔をみせている。

なお、アーセナルでは今季から女子チームで岩渕真奈もプレーしている。笑みを浮かべながら「彼女にはメッセージを送りましたし、彼女も『応援しているよ』と言ってくれました。僕も応援します! 僕は良い関係が築けていると思いますよ」と、良好な関係をアピールした。

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