レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の将来について、スペイン『as』が伝えている。
昨季レアル・ソシエダでの3シーズン目を迎えた久保。超過密日程の中で公式戦52試合に出場、7ゴール4アシストを記録し、チームにとって難しいシーズンでも攻撃の中心として牽引し続けた。しかし、ソシエダは昨季のラ・リーガを11位で終了。新シーズンは欧州カップ戦に出場できないことが決まっている。
そんな久保だが、昨季最終戦後には「今は契約が残っているのでソシエダに残って成長に貢献したいと思っていますが、監督(イマノル・アルグアシル)と同じように、何が起きるかはわかりません」とコメント。さらに、先日エージェント会社「Sport360」と新たに契約を結んだことが報じられた他、絶えず複数クラブからの関心も伝えられており、今夏の去就には大きな注目が集まっている。
それでも『as』によると、ソシエダは久保の去就に「少なくとも」落ち着きと自信を持っているとのこと。7月には来日して21日にV・ファーレン長崎と、25日に横浜FCと対戦することを指摘。選手に近い関係者は現時点で情報を明かしていないものの、久保が7月14日のプレシーズンに合流すること、その後セルヒオ・フランシスコ新監督と面会する機会を設けることが確実だと伝えている。
一方で『as』は、「久保には絶え間なく関心が寄せられている」としつつ、「レアル・マドリーが将来的な売却益の50%を得ることも忘れてはならない」とも指摘した。今後の動向に注目が集まっている。




