スペイン有力メディア『as』のレアル・ソシエダ番記者が、自身の将来について語った日本代表MF久保建英について分析している。
今季も公式戦48試合で7ゴール4アシストを記録し、ソシエダの攻撃を牽引している久保。しかし先日のアトレティック・クルブ戦(0-0)終了後、自身の将来について残した発言が話題に。「今のところ契約は残っているし、残ってチームの成長に貢献したい」としつつも、「でも、監督(今季限りで退任するイマノル)と同じようにどうなるかはわからない」と語り、退団の可能性も否定しなかった。
この発言について、『as』のソシエダ番記者ロベルト・ラマホ氏が反応。以下のように分析している。
「久保が再び発言した。これはいつものことだが、今回の発言の中にはラ・レアル陣営に懸念を抱かせるものもある。しかし、彼は言葉を濁すことなく語っている」
「彼は自身の将来について語り、来夏の移籍の可能性を否定しなかった。あの献身的な姿勢は疑う余地がないが、退団の可能性を残しているという事実は、論理的な不確実性を生み出している」
なお地元紙『ディアリオ・バスコ』は、「クボもスビメンディ同様、“恋人”には事欠かない」としつつ、「ここ数シーズンと同じように、クボにはプレミアリーグから複数のオファーが届いている。契約解除金6000万ユーロを支払うクラブが現れるとして、クボが続けるかどうかはラ・レアルと選手本人だけが下す決定となる」と伝えている。今後の動向に注目だ。


