レアル・ソシエダMF久保建英の去就について、スペイン『マルカ』が分析している。
今季レアル・ソシエダでの3シーズン目を迎えた久保。超過密日程の中で公式戦52試合に出場、7ゴール4アシストを記録し、チームにとって難しいシーズンでも攻撃の中心として牽引し続けた。しかし、ソシエダは今季のラ・リーガを11位で終了。来季は欧州カップ戦に出場できないことが決まっている。
そんな久保だが、先日にはエージェント会社「Sport360」と新たに契約を結んだことが報じられており、今夏の去就に大きな注目が集まっている。そして『マルカ』は、移籍の可能性について以下のように指摘した。
「久保はイマノルと同様に、自身の将来が必ずしも安泰ではないと発言した。そして代理人を変更したと見られており、ここ数日で大きな注目を集めている」
「彼には欧州カップ戦を保証してくれるクラブからオファーが届く可能性があり、もし彼がそのオファーに満足するならば、ソシエダと移籍に関する金銭面でも合意に達することも可能である」
久保の契約解除金は6000万ユーロ(約98億円)に設定されており、さらにプレミアリーグの複数クラブからの関心も伝えられている。しかし『マルカ』は、具体的なオファーやクラブ名を伝えていない。
なおソシエダでは、久保の他にマルティン・スビメンディ、アレックス・レミロ、アルバロ・オドリオソラ、シェラルド・ベッカー、そしてブライス・メンデスの去就も不透明であるとのこと。同メディアは「彼らの希望とクラブの合意があれば、他クラブからの移籍オファーを受け入れる可能性が高い」とし、チームが大きく入れ替わる可能性を指摘している。


