レアル・ソシエダMF久保建英は、あるスタッツで今季ラ・リーガ最高の数値を記録しているようだ。
今季ソシエダ加入後3シーズン目を迎えた久保。序盤はチームとともに苦戦しベンチに座る機会も増えていたが、直近3試合では1ゴールを奪うなど、昨季のようにチームの攻撃陣を牽引する見事なパフォーマンスを披露。ここまでラ・リーガ9試合で2ゴールを挙げている。
そんな23歳MFだが、今季ラ・リーガで最高のスタッツを残している模様。『Opta』によると、久保は今季ここまでファイナルサードで10回ファールを受けているが、これはリーグ最高の数値となっているようだ。レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオール(9)やバルセロナDFアレハンドロ・バルデ(9)らを上回るスタッツを記録しているという。
スペイン『ムンド・デポルティーボ』のアンデル・アロンソ記者はこのデータを紹介しつつ、「久保はドリブルで相手DFを試すのが好きな選手だが、1つ明らかなのはファールを獲得するということ」とし、以下のように続けている。
「彼のプレースタイルとボール保持から試合をコントロールするチームスタイルも相まって、この日本人選手は『Opta』データで今季最もファイナルサードでファールを獲得した選手となっている。この数字では二桁に到達しているが、久保が受けたチャレンジの多くは罰せられていない。実際の数字はもっと高い可能性もある」
日本代表としても10月のワールドカップ・アジア最終予選の2試合に出場した久保。19日にはジローナとの一戦を控える過密日程となるが、昨季3位相手にどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。


