OyarzabalGetty Images

負ければ監督解任と報じられるソシエダ、久保建英欠場もオヤルサバルの2発でセビージャ撃破!今季2勝目で降格圏から脱出

24日のラ・リーガ第10節、レアル・ソシエダは、本拠地アノエタでのセビージャ戦を2-1で制した。日本代表MF久保建英は、左足首の負傷で招集外となっている。

ソシエダはあと1敗でもすれば、セルヒオ・フランシスコ監督の解任が決定するとも報じられる状況。何がなんでも勝利がほしいところだが、チーム内で“最も違いを生み出せる選手”である久保は、9月上旬に怪我した左足首の完全回復を目指して2試合連続で招集外となった。フランシスコ監督はMF後列にヤンヘル・エレーラ、ゴロチャテギ、前列にゲデス、ブライス・メンデス、バレネチェア、1トップにオヤルサバルを起用。4-2-3-1のシステムを採用している。

前半、立ち上がりこそセビージャの攻勢を受けたソシエダだったが、徐々に押し返していくと、19分に先制点を決めた。右サイドのゲデスがファーのヤンヘル・エレーラ目掛けてクロスを送ると、カルドーソのハンドを誘発。キッカーのオヤルサバルが冷静にシュートを決め切った。

しかしセビージャも反撃。29分に迎えた右サイド深い位置からのフリーキックで、スアソの送ったグラウンダーのクロスからグデリがシュートを沈めた。

同点に追いつかれたソシエダはかてて加えて、ヤンヘル・エレーラが負傷でプレー続行不可能となり、フランシスコ監督は代わりにソレールを投入。アノエタには不穏な雰囲気が漂うも、チームの象徴オヤルサバルがそれを払拭する勝ち越しゴールを決めた。左サイドのブライスがエリア内に横パスを送ると、DFにひっかかって少し浮かんだボールに背番号10が反応。反転してからの左足ハーフボレーで、この日2点目を記録している。

後半、ソシエダはマティアス・アルメイダ監督率いるセビージャが意地の反撃を受けるも、後半アディショナルタイム3分まで彼らのゴールを許さず、無失点のまま試合終了のホイッスルを聞いている。ソシエダはじつに4試合ぶり勝利。今季成績を2勝3分け5敗として、暫定で降格圏を脱出して14位に位置している。

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