Takefusa KuboGetty Images

久保建英ベンチスタートのソシエダ、オスカールソン2発で4試合ぶり勝利!ELベスト16プレーオフでAZかミッティランと対戦

30日のヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ最終節、レアル・ソシエダは本拠地アノエタでのPAOK(ギリシャ)戦に2-0で勝利した。日本代表MF久保建英はベンチスタートとなり、73分から出場している。

ラ・リーガ第20節バレンシア戦(0-1)、EL第7節ラツィオ戦(1-3)、第21節ヘタフェ戦(0-3)と直近3試合で全敗を喫したソシエダ。ラツィオ戦の敗北ですでにELベスト16にストレートインする道を絶たれているため、このPAOK戦の目標はできるだけ多くの得点を重ねた勝利によって、プレーオフで良い組み合わせを狙うこととなる。

とはいえ、プレーオフ進出はほぼ確実な状況のために、イマノル監督はレミーロ、久保、オヤルサバルなどをラ・リーガ次節オサスナ戦に向けて温存。中盤にベッカー、スビメンディ、パブロ・マリン、バレネチェア、トップ下にブライス、1トップにオスカールソンを並べている。

前半はどちらも相手ボックス内に到達してゴールを予感させる展開。ソシエダが1.5軍でプレーしていたこともあり、どちらかと言えばPAOKの方がチャンスが多かったが、しかしスコアを動かしたのはホームチームの方だった。43分、ボックス内右のベッカーが上げたクロスから、オスカールソンがヘディングシュートでネットを揺らしている。オスカールソンはじつに17試合ぶりの得点。

先制したソシエダは、後半立ち上がりにもオスカールソンが得点。48分、ブライス&ベッカーの連係からエルストンドが右サイドを突破し、その折り返しからアイスランド代表FWが再びヘディング弾を決めている。

リードを2点としたソシエダは勢いを落とすことなく、波状攻撃で3点目を狙っていく。イマノル監督は62分にスビメンディを温存するためにオラサガスティに代え、その一方で73分にはバレネチェア、オスカールソンの代わりに主力の久保、オヤルサバルをピッチに立たせた。久保はいつも通り4-3-3の右ウィングとしてプレーしている。

久保は82分に決定機を迎える。スペースを突いてボックス内に入り込みシュートを放ったが、これは相手GKにセーブされた。そして試合終盤にもなると、ソシエダはボールを持ちながらも攻勢は見せず、現スコアを維持するようなパス回しに終始。その中で久保も目立つような見せ場がほとんどなく、試合終了までを過ごしている。

4勝1分け3敗の勝ち点13でリーグフェーズを終えたソシエダは、最終的に13位に位置。31日に組み合わせ抽選が行われるプレーオフでは19位AZ(オランダ)か20位ミッティラン(デンマーク)と対戦し、勝ち抜いた場合にはベスト16で3位マンチェスター・ユナイテッドか4位トッテナムのイングランド勢と激突する。

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