4日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝、レアル・ソシエダは敵地メンディソロサでのアラベス戦に3-2で勝利した。日本代表MF久保建英は負傷中のために試合を欠場している。
前試合アトレティック・クルブとのダービーでは、終了間際の失点によって勝ち点1を分け合ったソシエダ。それでもマタラッツォ監督就任後の成績は4勝2分けと無敗を貫いており、この勢いのまま3シーズン連続でのコパ準決勝進出を決めたいところだ。
マタラッツォ監督はこのアラベスとのダービーで、中盤から前線にかけてはMF後列ソレール、トゥリエンテス、前列セルヒオ・ゴメス、ブライス、ゲデス、FWオヤルサバルを起用。4-2-3-1のシステムを採用している。
前半、ソシエダは8分にアラベスの先制点を許す。サイドを崩されてゴール前まで攻め込まれると、ペナルティーエリア手前のレバシュに強烈なシュートを決められた。
早い時間帯にリードを奪われたソシエダだったが、早い段階でスコアをタイに戻す。CKの流れから、ペナルティーエリア手前左のゲデスが得意のミドルを放つかと思いきや、エリア内左にするスルーパス。このボールを受けたエースのオヤルサバルが、強烈な左足のシュートをネットに突き刺した。オヤルサバルは今季公式戦9ゴール目。
同点に追いついたソシエダ。しかしここ2カ月間、メンディソロサでレアル・マドリー以外に敗戦していないアラベスは、やはり手強い。27分にはトゥリエンテスがジョニーを倒したとしてPKを献上。これをトニ・マルティネスに決められて、再び勝ち越された。
1点ビハインドのまま試合を折り返したソシエダ。後半は立ち上がりから攻勢を見せるも、ゲデスが決定機を逸するなど、なかなか追いつくことができない。マタラッツォ監督は59分に交代カードを切り、アランブル、ソレールをオドリオソラ、スチッチに代える。
64分、ソシエダはさらなる困難に出くわす。チャレタ=ツァルがトニ・マルティネスをつかんで倒したとしてPKの判定に。だが再びトニ・フェルナンデスが蹴ったPKは、GKレミーロが見事な読みと横っ飛びでセーブ! 急死に一生を得たソシエダは、ここから反撃を開始する。
アイエン、ブライスの代わりにオスカールソン、ダニ・ディアスがピッチに入ったソシエダは、まず76分に同点弾を獲得。トゥリエンテスのスルーパスからペナルティーエリア内左に侵入したゲデスが、左足のシュートを対角線上に流し込んでいる。ソシエダはさらに80分、スチッチのスルーパスからオスカールソンがDFラインを突破し、右足のシュートを決め切って3点目。スコアをひっくり返した。
終盤はアラベスが意地の猛攻を見せたが、堅守を見せたソシエダがリードを保ちながら試合終了のホイッスルを聞き、3シーズン連続となるコパ準決勝進出を達成した。ソシエダはマタラッツォ監督が到着後7試合で5勝目。強靭なプレスに加え、後半の2得点のように縦に速い攻撃も鋭さを増しており、アメリカ人指揮官の色に染まりながら上昇気流に乗っている。




