スペインの大手スポーツ紙『マルカ』は、レアル・ソシエダに合流したばかりのMF久保建英が今季抱えるべき目標について報じている。
16日にプレシーズンに取り組むソシエダに合流した久保。『マルカ』は日本代表MFの今季果たすべき目標を2つ挙げている。その内の一つは、キャリア初となる10得点到達だ。久保はソシエダ加入後に数字を伸ばしているが、2シーズン前が9得点6アシスト、昨季が7得点4アシストにとどまっている。
もう一つの目標は、ソシエダの選手としての欧州カップでのゴールだ。久保は2シーズン前のヨーロッパリーグ(EL)、昨季のチャンピオンズリーグでも得点を記録できなかった(ビジャレアル時代には1得点記録)。今季再び参加するELで、青白のユニフォームを着ながら自らのゴールを祝うことができるだろうか。
『マルカ』はまた、自分たち含めた大手メディアから移籍に関するニュースが報じられない久保が、このままソシエダに残留するとの見解を示し、加えて同チームにとって「決定的な選手の一人になる」と記している。
「この背番号14は2月12日に2029年まで契約を延長し、この市場では退団の可能性に関するどんなニュースの標的にもなっていない。それは彼が再び、ラ・レアルの最も決定的な選手の一人になることを指し示している」
「クラブは三つの大会(ラ・リーガ、コパ、EL)でできる限り競うことを目標にしている。リーグ戦では6シーズン連続の欧州カップ出場を、ほかの二大会では可能な限り遠くまで勝ち進むことを目指している」


