サンダーランドは、コートジボワール代表FWシモン・アディングラの獲得を発表した。
2022年にデンマークのノアシェランからブライトンに加入し、ユニオン・サン=ジロワーズへの1年間の期限付き移籍を経て、2023年からファーストチームに定着したアディングラ。同シーズンに公式戦40試合で7ゴール3アシストを記録してブレイクすると、コートジボワール代表としてもアフリカ・ネイションズカップ優勝を成し遂げて大きな注目を集めていた。
そんなアディングラだが、昨シーズンは思うようにプレー時間を得られず。三笘薫とのポジション争いで後れを取って多くの試合で途中出場になると、公式戦33試合で5ゴール2アシストと難しいシーズンを送った。
そして、今夏の移籍市場で新天地を求めることが決まっている。プレミアリーグ昇格を達成しているサンダーランドは10日、アディングラの獲得を発表。2030年夏までの5年契約を締結した。またイギリス『BBC』によると、移籍金は2100万ポンド(約42億円)となり、さらにボーナスが付帯するようだ。
9シーズンぶりのプレミアリーグの舞台に臨むサンダーランドにとって、アディングラは今夏6人目の新戦力に。クラブの公式ウェブサイトで「ここにいられて嬉しいし、スタートが待ちきれないよ。クラブとプロジェクトは本当にエキサイティングで、彼らが僕に関心を持ってくれたことで簡単な決断になった。僕はサンダーランドの未来になりたかった」と話し、新天地での成功を誓った。
「子供の頃からプレミアリーグでプレーすることを夢見てきた。だから、それを継続できるのは最高だ。大きな挑戦が待っているね。僕たちはトップクラスの選手たちや強敵と対戦するけど、僕は戦う準備ができている」




