2022-08-26-2018-japan-kagawa-okazaki-honda(C)Getty images

「欧州一、予想外なゴールコンビ」STVVの香川真司&岡崎慎司に伊記者が注目!

シント=トロイデン(STVV)に所属する元日本代表FW岡崎慎司およびMF香川真司について、イタリアのWEBメディア『Cronache di Spogliatoio』が24日、特集記事を組んだ。

今夏、岡崎のSTVV加入により、香川との元日本代表コンビがベルギーの地でも実現。20日に行われたジュピラーリーグ第5節のオーステンデ戦(1-0でSTVVが勝利)では、GKシュミット・ダニエルやDF橋岡大樹とともに、2人が同時先発を果たした。

そんな元日本代表コンビについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』にも寄稿するジャーナリストのフランチェスコ・ピエトレッラ氏が特集記事を組み、「欧州一、予想外なゴールコンビ」との見出しをつけ、2人に注目した。

まずはSTVVで2年目を迎えた香川について紹介。かつてドイツ出身のロックバンド「トキオ・ホテル」のヴォーカル、ビル・カウリッツのお気に入りの選手であったことや、「(メスト)エジルのような上質なクオリティを持ち、正確な縦パスを送る華奢でエレガントな日本人選手」で、ジョゼ・モウリーニョがレアル・マドリー時代にラブコールを送ったエピソードに触れた。さらには「ドルトムントのスターであった香川は(ユルゲン)クロップの教え子であり、当時はヨーロッパの大半のビッグクラブから求められていた選手だった」と振り返った。また2011年にアジアカップを制した元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が当時、「イタリアのすべてのビッグクラブに彼の獲得を勧める」と発言したことにも触れている。

そして「ベシクタシュやレアル・サラゴサ、PAOKを経て、STVVでプレーするようになった彼の隣には、もう1人のシンジがいる」と香川の同僚となった岡崎を紹介。「彼も日本人で、(クラウディオ)ラニエリ指揮下でイングランド王者に輝いた元レスターのセンターフォワードだ」と綴った。

■奇跡の男、オカザキ

岡崎については、「奇跡の男、オカザキ」の小見出しで深掘りをしている。「2016年の奇跡の年に5ゴールを挙げたレスターのヒーローの1人」であり、その眼差しから「“サムライ”の愛称がついた」と綴った。また日本代表で50ゴールを挙げ、最多得点ランキングにおいて55歳を迎えてもなお現役生活を続けるFW三浦知良に次ぐ3位(1位は釜本邦茂)であることや、ブンデスリーガにおける日本人最多得点ランキングにおいては、香川と岡崎で上位2位を占めていることも紹介した。

香川や岡崎にとどまらず、林大地や橋岡、シュミットも所属するSTVV。その背景についても「ベルギーの日本人選手たち…その理由は?」との小見出しで注目し、クラブの筆頭株主であるDMMの存在を挙げた。「その直近のプロジェクトとして、日本で最も重要な選手の中から国外でもスターとして知られる2人をベルギーへと呼び寄せた」と2人の元日本代表選手の加入を説明。また、オリンピアンの橋岡優輝をいとこに持ち、弟もサッカー選手と「アスリート一族出身」の橋岡についても言及。「日本のインザーギ」であると紹介している。

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