アーセナルは30日、チェルシーFWラヒーム・スターリングの獲得を発表した。期間は1年の期限付き移籍となる。
2022年夏にマンチェスター・シティからチェルシーに加入したスターリング。ここまでの2シーズンで5名の指揮官の下でプレーする中、公式戦81試合でプレーして19ゴールを記録し、一時的に輝きを放つものの、ベストフォームには及ばないパフォーマンスに終始。今シーズンは構想外という立ち位置に。新指揮官のエンツォ・マレスカ監督からプランに入ってないことが公言されていた。
アーセナルの加入により、スターリングはマンチェスター・シティ時代にコーチを務めていたミケル・アルテタ監督と再会を果たすことに。『The Athletic』のデイヴィッド・オーンスタイン記者によるとアルテタ監督はスターリングの大ファンであり、2人は今でも強い絆で結ばれていることも影響したようだ。公式Xの動画でスターリングは「これから僕の最高の姿が見られるだろう。この契約にとてもワクワクしているし、エミレーツでプレーするのが待ちきれないよ」と意気込んでいる。
なお、29歳のウインガーは、4度のプレミアリーグ優勝、5度のリーグカップ優勝など、国内のあらゆる栄誉を勝ち取ってきた。トップリーグでは379試合に出場し、123ゴール、63アシストを記録している。

