スポルティングCPは、チェルシーにジオバニー・クエンダとダリオ・エスーゴを売却することを発表した。
日本代表MF守田英正が所属し、昨シーズンのリガ・ポルトガルを制したスポルティング。前任のルベン・アモリム監督の下で躍動したチームの中でヴィクトル・ギェケレシュらとともに大きな注目を集めていたのが17歳のクエンダだ。
今シーズンにファーストチームデビューを飾ったクエンダは、ここまでスポルティングが戦った公式戦全44試合に出場して2ゴール8アシストを記録。両サイドのウィングでプレー可能な同選手は、ポルトガル代表にもすでに選出されたりと、高い評価を受けている。
この活躍を受け、クエンダに対してはチェルシーが強い関心を寄せ、獲得に近づいていることが判明。さらに、同クラブは今シーズンにスポルティングからラス・パルマスに期限付きで加入する20歳のエスーゴの獲得にも迫っていることがわかっていた。
そして、スポルティングはクエンダとエスーゴの2選手がチェルシーに移籍することを発表。移籍金の総額は約7440万ユーロ(約120億円)に上ると伝えている。
スポルティングが発表した声明によると、クエンダの移籍金は約5078万ユーロ(約82億円)に136万ユーロ(約2億2000万円)のボーナスが付帯した最大約5210万ユーロ(約84億円)に上り、同選手は2025-26シーズンまでスポルティングでプレーを続ける。一方のエスーゴの移籍金は、約2230万ユーロ(約36億円)となり、来シーズンからチェルシーでプレーすることになる。
なお、現段階でチェルシーからの公式声明は発表されていない。
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