2024年のバロンドールを受賞したスペイン代表MFロドリが、今年の受賞者についての見解を示した。
スペイン代表をEURO2024優勝に導いた活躍などにより、昨年バロンドールを受賞したロドリ。7日の北中米ワールドカップ欧州予選グループE第2節、アウェーでのトルコ戦の前日会見に出席した同選手は、今年の受賞者が誰になるかを問われている。
スペイン代表とマンチェスター・シティの司令塔は、心情的には同胞の選手たちの受賞を望みながらも、昨季チャンピオンズリーグ初優勝含む三冠を達成したパリ・サンジェルマンの選手たちが本命になるとの考えを口にしている。
「友情的には、ラミンやぺドリに受賞してほしいと思う。だけどスポーツ面の成績を考えれば、パリ・サンジェルマンの選手たちだと言わなくてはならないだろう。デンベレやヴィティーニャなどね。PSGに関して言えば、ルイス・エンリケやファビアンの活躍は喜ばしく思っているよ」
また、若干18歳で世界最高レベルの選手に数えられるヤマルに対して、助言したことを明かしている。
「ラミンに対しては、彼の有するフットボールの全クオリティーを、チームのために使ってくれと頼んだよ。その才能は桁外れだ。僕たちはそんな彼を助けていきたい」
ロドリはその一方で、今夏レアル・ソシエダからアーセナルに移籍したMFマルティン・スビメンディにも言及。3歳年下の同選手が、自身と遜色のないアンカーであるとの見解を示している。
「少し前まで、スペインのアンカーにはブスケスと僕がいた。それに似たような状況だね」
「スビメンディは世界最高の一選手になれる。アーセナル移籍は彼にとって挑戦だろう。自分が負傷していたとき、彼には『スペイン代表の鍵を握れ』と言ったんだ。僕が不在でも、同レベルのチームを見ることができてうれしかったよ」
