Netherlands v Spain - UEFA Nations League Quarterfinal Leg OneGetty Images Sport

ネーションズリーグ準々決勝、スペインがオランダ相手に劇的ドロー!93分にミケル・メリーノ弾炸裂で何とか追いつく

20日のUEFAネーションズリーグ準々決勝1stレグ、オランダ対スペインは2-2のドローで終了した。

佳境に入ったネーションズリーグで、オランダとスペインのボールを大切に扱う両チームが対戦。舞台はロッテルダムのフェイエノールト・スタディオン……スペインが2022-23シーズンの決勝でクロアチアを下し、同大会初優勝を果たしたスタジアムである。ただスペインはオランダの地でオレンジ軍団と過去に5回対戦したが、その成績は1分け4敗と一度も勝ったことがない。

スペインのデ・ラ・フエンテ監督はGKウナイ・シモン、DFペドロ・ポロ、ル・ノルマン、クバルシ、ククレジャ、MFぺドリ、スビメンディ、ファビアン、FWヤマル、モラタ、ニコ・ウィリアムズをスタメンとしている。

スペインは開始9分に先制点を決める。前線でハイプレスを仕掛けたヤマルがハトからボールを奪い、ペナルティーエリア内のぺドリにパス。ぺドリは巧みなターンからさらに奥のニコ・ウィリアムズにパスを出し、ニコが反転シュートでネットを揺らした。

その後もボールを保持したスペインだが、徐々にオランダに押し返される。クーマン監督率いるチームは右サイドのフリンポンが出色の出来。レヴァークーゼンMFのスピードあふれるドリブル突破を起点としてスペインゴールに迫ると、26分に同点弾を獲得した。フリンポン、クライフェルトと右から中央にボールをつないでいき、最後はペナルティーエリア内左のガクポが右足のシュートでネットを揺らしている。

その後もボールを保持したスペインだが、徐々にオランダに押し返される。クーマン監督率いるチームは右サイドのフリンポンが出色の出来。レヴァークーゼンMFのスピードあふれるドリブル突破を起点としてスペインゴールに迫ると、26分に同点弾を獲得した。フリンポン、クライフェルトと右から中央にボールをつないでいき、最後はペナルティーエリア内左のガクポが右足のシュートでネットを揺らしている。

同点となった後も試合はオランダペースで進み続ける。完全に押し込まれるスペインは、38分にはクバルシが負傷でプレー続行不可能に……。デ・ラ・フエンテ監督はバルセロナDFの代わりに、ハンセンを代表デビューさせている。ボーンマスの19歳DFはアムステルダム生まれながら、5歳で移り住んだスペインの代表チームを選択。この試合の一部観客は、同選手がボールを持つ度に批判の指笛を吹いている。

前半は1-1のまま終了。迎えた後半、開始から1分も経たずオランダが逆転ゴールを決める。ククレジャをきりきり舞いさせ続けるフリンポンのクロスから、ラインデルスがシュートを突き刺した。

ビハインドを負ったスペイン。デ・ラ・フエンテ監督はぺドリ、ヤマル、モラタとの交代でダニ・オルモ、アヨセ、オヤルサバルを投入して打開を図るものの、オランダの守備をなかなか崩すことができない。それでも82分には、ル・ノルマンに強烈なタックルを仕掛けたハトが一発レッドで退場となり、数的優位に立つ。デ・ラ・フエンテ監督は直後、ファビアンをミケル・メリーノに代えて交代カードを使い切った。

試合は2-1のままアディショナルタイムに突入。このまま終わるかに思えたが93分、ミケル・メリーノの劇的弾が炸裂している。左サイドのニコ・ウィリアムズが、キレのあるドリブルからペナルティーエリア内に入り込みシュート。これはGKフェルブルッヘンに弾かれたものの、アーセナルで最近9番として起用されるメリーノが、こぼれ球にを左足で押し込んだ。試合は、2-2のドローで終了を迎えている。

なお、バレンシアの本拠地メスタージャを舞台とした2ndレグは23日に開催。勝ったチームは、クロアチア対フランスの勝者と対戦する。

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