14日にEURO2024決勝イングランド戦に臨むスペイン代表。前日会見に出席したルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、EURO2012以来となる史上4回目の優勝を達成するために必要なのは、ポゼッションにサイドアタックを織り交ぜた現在の攻撃的スタイルを貫き通すことと説いている。
「私たちがスペインであり続ければ、優勝の可能性を手にすることができる。攻撃的にプレーして、自分たちの長所をさらに強化したい。それこそが擁する選手たちから着想した、私たちのプレーアイデアだ。このアイデアがあってこそ、チームはここまで辿り着いたんだよ」
その一方で、FWニコ・ウィリアムズとFWラミン・ヤマルの両ウィングに期待することを問われたデ・ラ・フエンテ監督は、次のように返答している。
「私たちの強さの秘密はチームだ。彼ら若手選手たちにはベテラン選手たちの経験を取り入れてほしいし、ベテランたちには若手たちのプレーする喜びに感化されてほしい。それが私たちの強さの秘密なんだ」
デ・ラ・フエンテ監督は敬虔なクリスチャンとして知られているが、決勝に立ち向かう上でその信仰がどういった助けになるかを質問されると、こう返した。
「私の信仰は個人的なものだ。信仰の自由と経験によって私は神を信じているが、信じることが自分の強さとなっている。神は私に自信と大きな力を与えてくれるんだ」
「験担ぎはするか? そういったことはしない。そんなこととは関係なく、私は長年、毎日祈りを捧げているよ」
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