スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、アメリカ、メキシコ、カナダで開催されるワールドカップに臨む代表メンバーを選出するにあたり、今後数か月間、多くの決断を迫られることになるだろう。ラ・ロハはEURO2024での好成績以来、大きな変化はないものの、先発やポジション争いに加わる新星が増えている。
マルティン・スビメンディとミケル・メリーノの好調は、ロドリとファビアン・ルイスの先発の座を脅かしており、一方、EURO2024のキャプテンであるアルバロ・モラタは代表入りに苦戦を強いられている。もう一つの不確定要素は、センターバックのポジションだ。
デ・ラ・フエンテのレギュラーメンバーに加わった新顔の一人が、レアル・マドリーDFディーン・ハウセンだ。3月に初めてチームに招集されたハウセンは、3月のネーションズリーグ準々決勝で印象的な活躍を見せ、以来レギュラーに定着している。
しかし、『マルカ』はハウセンのポジションが保証されているわけではないと指摘。負傷によるコンディション低下もありながら、アイメリク・ラポルテのスペイン代表復帰が影響を及ぼしているようだ。
アスレティック・クラブに復帰したラポルテは、サウジアラビアのアル・ナスルに所属していた昨年、代表チームから離脱していた。しかし、スペインではロビン・ル・ノルマンと共にデ・ラ・フエンテ監督の第一候補であり、もし健康であれば2人とも代表に選ばれる可能性が高まっている。
ハウセンはパウ・クバルシとダニ・ヴィヴィアンとポジションを争うことになる。3人とも今シーズンはベストな状態ではないため、好調なアーセナルDFクリスティアン・モスケラが起用される可能性もわずかながら残っている。
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