モロッコ vs スペイン
W杯ベスト16で敗退のスペイン…主将ブスケツ「PK戦という最も残酷な形で勝負が決まった。僕たちのフットボールの糧にしないといけない」
Sin Ema
4:37 JST 2022/12/07

スペインは6日にカタール・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦モロッコ戦に臨み、120分間をスコアレスで終えて、PK戦の末に敗れた。主将のMFセルヒオ・ブスケツは、自身の代表引退について現時点で言及することは避けている。
スペインはこれまで同様に圧倒的ポゼション率を記録しながらも、モロッコの堅守を崩すことができず。PK戦、GKボノに3本シュートを止められて、0-3で大会から姿を消すことになった。
ブスケツは試合後、次のような感想を述べた。
「悲しい。PK戦で、一番残酷な形で決着がついた。ちょっと気持ちが整理できないね。僕たちはモロッコを消耗させ、スペースを見つけていった。でも最後のパスで精度を欠いてしまった」
現在34歳のブスケツは、このW杯終了をきっかけに代表を引退することが噂されている。
「今、重要なのは僕のことじゃなくて代表チームのことだ。今日は大変な夜になってしまった」
「僕たちは立ち上がり、この経験を自分たちのフットボールのために役立てないといけない。このチームにはとても若い選手たちがいっぱいいる。彼らの糧になることを願っているし、このまま進み続けなくてはいけない」