Aitana Bonmati Spain Women's World Cup 2023Getty

UEFA年間最優秀女子選手賞はスペインMFボンマティに決定!イングランド指揮官ヴィーフマンが監督賞受賞

バルセロナのアイタナ・ボンマティがUEFA(欧州サッカー連盟)年間最優秀女子選手賞に輝いた。

昨シーズン、ボンマティは女子チャンピオンズリーグで大会記録となる13ゴールに関与(5ゴール8アシスト)する活躍を見せてチームの優勝に貢献。自身は同大会のプレイヤー・オブ・ザ・シーズンにも選出されていた。さらに、先の女子ワールドカップではスペイン女子代表を初優勝に導き、同大会でもゴールデンボール(最優秀選手賞)に輝いていた。

この活躍を受け、ボンマティはUEFA年間最優秀女子選手賞のファイナリスト3選手に選出。そして31日の授賞式の中で、チェルシーのサム・カー、スペイン代表のチームメイトでレアル・マドリー所属のオルガ・カルモナを退けて受賞することが決まった。

なお、過去2度のUEFA年間最優秀女子選手賞はバルセロナのアレクシア・プテジャスが受賞しており、同クラブから3年連続で受賞者が誕生することになった。

また、UEFA年間最優秀女子監督賞はイングランド女子代表のサリナ・ヴィーフマンに決定。昨夏にはイングランド女子チームを女子EURO制覇に導き、女子ワールドカップではスペインに敗れたものの、決勝にまでコマを進めた手腕が評価されて、スペインのホルヘ・ビルダ監督、バルセロナのホナタン・ヒラルデス監督を破って2年連続で受賞することが決まった。

ヴィーフマン監督は壇上で「チームやスタッフのことをとても誇りに思うし、私たちが成し遂げたことはとても特別なこと。イングランドサッカー協会からの大きな支えもあった」と話し、現在大きな注目を集めるスペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長のスキャンダルについて口を開いた。

「コーチとして、そして2人の娘を持つ母としてこれは私を本当に苦痛にさせるもの。女子フットボールは急速に成長してきたけど、社会的にはまだまだ長い道のりがある。私はこの賞をスペインチームに送りたい。彼女たちは祝福されるのにふさわしいチームだ」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0