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スペイン連盟地域会長らがキス騒動のルビアレス即刻辞任を要求…すでに検察が事件性を捜査

スペインサッカー連盟(RFEF)の各地域会長らは、ルイス・ルビアレス会長に対して直ちに辞任するように求めている。

ワールドカップ優勝後のセレモニーで、スペイン女子代表MFジェニ・エルモーソの口にキスをしたことでスペイン、ひいては世界中から批判を浴びたルビアレス会長。それでも「キスは合意の上」とし「私は辞めない」と辞任を拒絶した同会長は、懲戒手続きを開始した世界サッカー連盟(FIFA)から暫定措置ながら職務停止処分を科されている。

すでにスペイン検察局がこの件に関して性的暴行罪に該当するか予備捜査を開始したことなども伝えられているが、RFEFの地域会長らは28日に臨時総会を開催。声明で「最近の出来事やスペインサッカーに対するイメージを著しく傷つけた容認できない行為を受け、ルイス・ルビアレスに会長職を即刻辞任するように要請する」と発表している。

さらにRFEFの各地域会長らは、暫定会長であるペドロ・ロシャ氏を「満場一致で支持」しており、「スペインサッカーの運営を新たな段階へ進めるため、大規模かつ直ちに組織の再編を求める」と運営体制の見直しも求めている。

また『BBC』によると、スペイン最高刑事裁判所は「エルモソの公の場での発言を考慮すると、彼女が受けた性的な行為は合意に基づいたものではない」とし、「法的な重要性を判断する必要がある」と発表。すでに選手へ「訴訟の選択肢を提供し、告訴を希望する場合には15日以内に国家裁判所検察官に連絡する機会を与える」と伝えたようだ。

なお、渦中のルビアレス会長は現在「外界から自分を遮断するため」アンダルシア州グラナダ県のモトリルに滞在している。

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