ビジャレアルに所属するノルウェー代表FWアレクサンデル・スルロットが好調だ。選手本人はラ・リーガ得点王となることも視野に入れ始めている。スペイン『マルカ』が報じた。
昨季、RBライプツィヒからのレンタル移籍によってレアル・ソシエダで過ごし、FW久保建英と前線でコンビを組んだスルロット。今季もソシエダでプレーするかと思われたが、同クラブから明確な興味を伝えられなかったことで、ビジャレアルに移籍金800万ユーロで加入した。
ビジャレアル全体の不調に引きずられて、なかなかゴールを決められない時期もあったスルロットだが、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督就任から勢いを得たチームの中で一際存在感を放っている。インターナショナルウィーク前最後の試合、ラ・リーガ第29節バレンシア戦(1-0勝利)ではノーゴールに終わったものの、その前の3試合ではハットトリック含めて5ゴールを記録する暴れっぷりだった。
スルロットの今公式戦得点数は16ゴールとなり、昨季ソシエダで記録した数字にすでに並んでいる。またラ・リーガでは13ゴールと、現在得点ランクで首位を走るレアル・マドリーMFジュード・ベリンガムの背中も見えてきた。
現在28歳のスルロットは、母国ノルウェーのテレビ局とのインタビューで、自身がキャリア最高の時期を過ごしていると発言。さらにベリンガムに追いつき、ラ・リーガ得点王となる意欲も口にしている。
「今以上に素晴らしい時期はなかったと思う。ラ・リーガでこれだけのゴールを決められているんだからね」
「(ベリンガムに)追いつくことも可能だろう。今後の試合予定も考慮してもね。目標はもちろん、得点王になることだ」
なおスルロットは、パートナーのレナさんが妊娠中。第一子の誕生を心待ちにしている様子だ。
「最初、僕たちはラ・リーガで負け続けていた。でも家に帰れば彼女がいて、そのことを忘れることができた。赤ちゃんができても同じような感じになるんだろう。家についたら、笑顔にさせてくれるはずだよ」
