Martin Zubimendi Real Sociedad 2023-24Getty

リヴァプール移籍全力阻止へ…ソシエダ、スビメンディにクラブ最高給の新契約準備か

レアル・ソシエダは、去就に注目が集まるスペイン代表MFマルティン・スビメンディに新契約を提示したようだ。

下部組織からソシエダ一筋で、2019年に20歳でトップチームデビューを飾ったスビメンディ。以降はチームの中心選手として公式戦188試合に出場、近年の躍進を牽引する活躍を見せてきた。2021年にはスペイン代表デビューも果たし、EURO2024でも4試合に出場して優勝に貢献している。

そんな25歳MFは世界中で高く評価されており、今夏にもアーセナルやバルセロナの関心が伝えられてきた。そして先日『The Athletic』など複数メディアは、リヴァプールが契約解除金6000万ユーロ(約96億円)を準備して獲得に動いていることを報じている。

しかし、ソシエダ側は放出を断固として拒否するため、スビメンディに新契約を準備している模様。スペイン『as』によると、現在の給与を遥かに上回る新契約を提示しており、実現すればクラブのレジェンドになりつつあるFWミケル・オヤルサバルと並びクラブ最高給を手にすることになるようだ。

『as』は、ソシエダがスビメンディの放出による経済的な利益を「少なくとも魅力的」であると考えつつも、「全体的には損をする」と考えていると指摘。スビメンディがいるかいないかで「チームが別物になる」とし、放出は「あまりにも痛手になる」と理解しているようだ。そのため、放出阻止のために「全力を尽くす」つもりであり、条件面を大幅に改善した新契約で引き止めを狙っていると伝えられている。

同メディアは、リヴァプールのオファーがスビメンディにとって「キャリアで最も断るのが難しいもの」と指摘しつつ、将来については選手側の判断に委ねられているとも伝えた。今後の動向に注目が集まっている。

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